いざ!魔王の元へ!!!


   いざ!魔王の元へ!!!




  ナレーター     とあるお国の物語。
           広野に走る一本の街道。その道をまっすぐ進み、一つの大きな森を抜けたところにその国はありました。
           その国の人々は、毎日小鳥のさえずり、新緑、草花の甘い香りに包まれ、とてものどかに、そしてとても平和に暮らしておりました。


           …その3日前…、自らを魔王と呼ぶ者が、森に移り住むようになるまでは・・・。





             ドドーーーーン!!!(雷音) →10





  魔王   「だぁーっはっはっはっはっはっは!!!
        ここはなんと素晴らしい森だ!我の力が漲ってくる!この力があれば、我が王国を作ることも夢ではない!
        そうだろう!?我が下部達よ!」

  魔女B  「おーっほっほっほっほ! そうですわぁ、魔王様ぁ〜。この世界をもっとアタシたちの住みやすい暗黒の世界に変えてやりましょう〜?お〜っほっほっほっほっほっほほ!」

  魔女A  「ほっほっほ、お二人ともやる気十分ですねぇ〜。」


  魔王   「ふははははは。まずは、手始めに、あの森の向こうに見える城を我がものにしてくれようぞ!
        早速決戦の準備だ!抜かるでないぞ!魔女ズよ!」

  魔女ズ  「「はい、魔王様!」」


  魔王   「くはははは、はははははは、あーっはっはははははははは。」(余韻を残しつつ消える。できればエコーとかかけたい。)





  ナレーター     それからというもの、鳥の声は消え、緑たちも枯れ、森の上空には常に暗雲が立ち込める有様でした。
           そのため国の人々はその異様な空気に怯え、いつ災厄がこの身にふりかかるのではと恐れをなしておりました。

            それに見かねた王様は、各地におふれを出し、世界中の戦士達を集め、ついに魔王を退治することを決意したのです。

           話はここから始まります・・・。





         タッタカター・タカタカタカタッタカター (ファンファーレ)





  従者1   「おぉうさまぁ〜の〜、おなぁ〜りぃ〜〜〜〜!!!!」





          (ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ)





  王    「諸君!今日はよくぞこのコウコロスキ・ハーヴェスト・タイタイ王国のキョウザメ・ドン・コロスケ城に集まってくれた!
        今日集まってもらったのは他でもない。先日、我が国の隣に住み始めた、自らを魔王と呼ぶ者を倒してもらうためである!
        各地方に出したおふれを見た者は分かっておろうが、あの魔王が住み始めてから、我が国の民は不安と不信でいっぱいになっておる。
        そこで、我が国の平和のため皆の力を借りようと、ここに集ってもらったというわけじゃ。

        そもそも魔王というものは・・・。   (魔王についての説明が長々と始まる)」





           (ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ)





  ケン   「くぅ〜〜〜!魔王退治か〜!わくわくしてくんなぁ〜!」





           (ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ)





  アミリ  「ねぇねぇ、あなたの格好、それって魔法使い??? その衣装とっても綺麗ね〜。」
  レイ   「・・・。」
  アミリ  「あたし、アミリって言うの☆
        えへへ、あたしもそれくらい綺麗な服着てたのよ〜♪あたし元踊り子だったんだぁ〜♪」
  レイ   「へぇ、そうなの。」
  アミリ  「うん!それでね!あたしいろんなとこで踊ってたの!
        もうみんなからカワイイカワイイって、人気者だったんだからぁ〜♪」
  レイ   「ふうん。」
  アミリ  「・・・。 なによ、、、とっつきにくいわねぇ、、、。
        あー、もしかして、あれね。どーせ限られた人にしか使えない魔法を使えるんで、あたしとは住む世界が違うとか思ってんのね。
        容姿もそこそこいいからってお高くとまってんだぁ〜。」
  レイ   「くすっ、そうかも。」
  アミリ  「んなっ! なによそれ! あんた今の本気で言ったの!?
        あ、ちょっと待ちなさいよ!」





  レイ   「まったく、、、あぁいううるさいのは苦手だわ、、、。」


        (スタスタスタスタ)


        (バンっ!)  (誰かとぶつかる)


  レイ   「いたっ!」
  ランス  「あ、すみません。」
  レイ   「い、いえ、、、。 ???

        ん? あの人、、、どこかで見たような・・・?」





  王    「というわけで、あの魔王には私も翻弄されっぱなしなのじゃ。
        ここで是非とも皆の力を借りたい!どうか我が国の平和を取り戻しておくれ!」


  ガヤ   「おおおおおおおおお!!!!!!!!!」(ちゃんと話を聞いてた奴等)



  王    「もちろん、魔王を倒した部隊には最上級の褒美を与えようぞ!」



  ガヤ   「おおおおおおおおおお!!!!!!!!!」(さっきよりも大きく)





  ガヤC  「おい! かなりの報酬だってよ! でへへへへ。」
    B  「一体何を貰おうかなぁ〜。(わくわく)」
    A  「そうだ、国を一つ作ってもらうというのはどうだ!?」
    D  「しかし、ここに来る途中で見た森を覚えているか? あそこまで酷い惨状を俺は初めて見たぞ。」
    E  「そういわれると魔王の正体というのが気になるな。。。一体どんなヤツなんだろう?」





  王    「うむ、皆の意気込み、心から感謝する。
        それでは早速だが、魔王退治に行くにあたって、部隊をいくつかに分けたい。
        大勢で行って、一網打尽にされては困るからな。だいたい5人編成にしようと思う。
        さて、ここには全世界の力ある戦士たちがいると思うが、その中でも我こそは!
        という者から、最も強力な部隊、名付けて「強力部隊」!を作りたい。
        そしてその部隊を中心として、魔王の元に攻め込んで行ってもらおうと思う。

        さあ、皆の者! おぬしらの中で我こそはというものは名乗りをあげ・・・!」





  ケン   「はあああああぁぁぁ〜〜〜〜〜いいいいいいいい!!!!!!!!」
        (かなりどでかい声)(約8秒)





  一同     (シーン)





  ケン   「はぁい!はぁい!はいはいはいはいはいはいはいはいはい!!!!!!
        俺!俺がやる!俺がその悪い魔王ってのを退治してやるよ!!!」





  ガヤC  「おいっ! なんなんだよ! あいつは!!!。」
    B  「すっごい声、、、びっくりしたぁ〜、、、。」





  王    「なんだ、あれは。」
  従者1  「まだ、かなり子どもですね。」
  従者2  「でも元気があっていいんじゃねぇーの〜?」
  従者1  「あなたはまたそのようなことを、、、。でも確かにあの声には驚きました。」
  王    「そうだな。。。だが元気なのはかまわんが、さすがにあの年齢と体格で、このようなことは…。」
  従者2  「おや? ねぇ王様、ちょっとあのガキの胸に着いてる紋章を見てくださいよ。」
  王    「紋章? おぉ、、、。 あれは武士の家系で名の知れたアルハミリア家の紋章ではないか!?」
  従者1  「ほう、それならあの若さでも、かなりの修行を積んでいるはず、、、。」
  従者2  「試してみる価値あるんじゃなぁ〜い?」

  王    「うむ、そこの者!」





  ケン   「お! 呼ばれた! はいはいはいはいはいはいはい!」


        (テテテテテテテテテ)





  王    「そなた、名はなんと言う。」
  ケン   「俺はケン! ケン・アルハミリアだ!」
  王    「そうか、ケン、お前の武器は何だ?」
  ケン   「俺の武器はこの剣だ! これで魔王でもなんでもぶったぎるぜ!」





  従者1  「本当に元気な子ですね。」
  従者2  「仮にも王の前だってぇのに、あの言葉遣い・・・。」
  従者1  「あなたが言えた義理じゃありませんよ(笑)。」





  王    「ではケン、そなたを試してみたい。よいか?」
  ケン   「おう! いつでもこいってんだ!」
  王    「よし、それではこのケンに勝つ自信のあるものよ!3人前へ出ぃ!」
  ケン   「え〜。3人? そんなのチョロイチョロイ、せめて10人でしょ!」
  王    「じゅ、十人!? おぬし一度に十人も相手にできるのか!?」
  ケン   「へっへっへ、俺を甘くみないでよ〜。」
  王    「、、、よし分かった、、、。

        では十人前へ出ぃ!」





  ガヤC  「おいおい、ほんとにあのお子ちゃまが一気に十人も倒せるのか?。」
    B  「ねぇ、ちょっと無理だと思うよねぇ。。。」
    A  「そうかな? あれくらいできそうな気がするが?」
    D  「あんたのは「気」だけじゃないのか?」
    A  「何?」(語尾を上げて)


    C  「なあなあ、おれたちも行ってみないか!?」
    A  「お、それはおもしろそうだな。」
    D  「おい、おまえら勝てる自信あんのかよ?」
    B  「ボクパス。」
    E  「オレもめんどくさい。」
    C  「なんだよ〜。 じゃあ、おれたちだけで行くか。」
    A  「ま、そうだな。」
    D  「おい! 本気かよ!」





  ガヤA  「こんにちは、おちびさん。」
    C  「いよっ! ぼうず!」
  ケン   「おい、こら誰がちびだって!?」
  ガヤA  「はっはっは、威勢がいいなぁ。」



  王    「準備はいいか?   (バトルミュージックスタート!!!)

        では、、、始め!!!!!!!!!!!!!



  ケン   「うぉぉぉりゃぁ〜〜〜!!!」

  ガヤC+4人   「ぐえっ!」

  ガヤA  「おっ、さすがに早い。今の一撃で5人吹っ飛んだ。」

  ケン   「まだまだ!!!」

  ガヤA  「何回も同じ手を食うと思うなよ!」



        どかっ! ばきっ! どごっ!!!



  他4名  「うわぁぁぁぁ〜〜〜!」

  ガヤA  「おー、 こわ。」





  ガヤB  「Aさん、やるねぇー!」
    D  「へー、あいつ結構強いんだ。」
    E  「おお! そこだ! やれー!」





  ガヤA  「とりゃ!」

  ケン   「へへへ!」

  ガヤA  「まったく、ちょこまかと。」

  ケン   「こっち、こっち!」



         キンッ! ガキッ! バンッ!



    ケン   「へぇ、そっちもやるじゃん。でも、俺だってやるんだからな!

        いくぞ!

        昇天錬殺爆裂破(しょうてんれんさつばくれつは)!


  ガヤA  「ん!? な、なんだ!? この地響きは!

        ちっ!」




          ドォォォン!




  ガヤA  「い、今のはほんとにやばかった、、、。」




  ケン   「もういっちょ!」




  ガヤA  「な、なに!?

        くっ! うわぁぁ〜〜〜!!!」





  王    「うーむ、ほんとに倒してしまうとは・・・。」
  従者1  「…相手もなかなか強かったというのに、、、。あれがアルハミリアの血。」
  従者2  「ひゅ〜、やるねぇ〜、ぼっちゃん。」





  ガヤB  「あ、Aさぁ〜ん!」

    A  「あーあ、負けた、負けた。」

    B  「でもAさん、かっこよかったよ!」
    D  「ほんとおまえ結構やるんだな。」
    E  「Cなんか一撃で吹っ飛んだのにな。」

    C  「なっはっはっは。おれはあいつに花を持たせてやったのよ。」

    E  「はいはいはいはいはい。。。」





  アミリ  「むぅぅぅぅ〜、、、なによあれ〜、一人だけ目立っちゃって〜。
        もうこんなとこにいる場合じゃないわ、あたしもここで英雄になって、あたしのこと馬鹿にしてきたやつらをギャフン(死語)と言わせてやるんだから!

        ちょっとー!あたしだってねぇー!!!」





  レイ   「王様!」





  王    「ん? おぉ、、、そ、そなたは、、、。」





  レイ   「私にもやらせていただけないでしょうか?」





  アミリ  「あ! あの女!!!」





  ガヤA  「おお、、、。 あれは。。。」
    D  「ああ、コーネリア家のお嬢様だ。」
    C  「うわ、すっげー美人だな。。。」
    B  「あの人も魔法使い?」
    E  「あー、コーネリア家って言ったら回復魔法、攻撃魔法、更に召喚術まで長けてるっていう、ありえない家のことだよな?」
    D  「ああそうだ。ただでさえ魔法は限られた人にしか、しかもその人の系統にあった魔法しか使えないっていうのに、三大魔法全てを使えるんだから、、、。
        こりゃ、もう最強だぞ…。」
    B  「ボクも回復魔法しか使えないー。」





  王    「そなたはコーネリア家のレイだな? そなたの家のことは私の耳にも入っておる。
        何でも不治の病に倒れた村を丸ごと一つ救った、とか。」
  レイ   「それくらい、私たちの魔法によれば雑作もないことですわ。」
  王    「…そうか。
        そうだな。お主なら、あの魔王の魔術にも引けをとらないであろう。私も安心して任せられる。
        是非「強力部隊」の一員となってくれ。」
  レイ   「くすっ。おおせのままに、、、。」



  アミリ  「ちょっと待ってー!!!」



  一同   「「「「「ん???」」」」」



  アミリ  「あ、あたしだって! 魔法は使えないけど、そこにいる熱血バカがやったくらいのこと、できるわよ!」



  ケン   「むっ!? 熱血バカ!?」



  王    「ほう」



  レイ   「あら、あなたさっきの。」
  アミリ  「そうよ! さっきはよくも人のこと馬鹿にしてくれて!」

  ケン   「熱血バカってなんだー!」

  レイ   「(無視)くすっ、だってこれは魔王退治なのよ。遊びじゃないの。
        踊り子のあなたがどうやって戦うっていうのかしら?」

  ケン   「そうだ! それに俺は熱血バカじゃないぞ!」

  アミリ  「(無視)きぃぃぃーーー! その笑いやめなさいよ! それに「元」って言ったでしょ!「元」って!
        今はその踊りを生かして武道家になってるんだから!」

  ケン   「こら! 聞け!」

  レイ   「あら、武道家。そう、知性がない分、体力に持っていったというわけね。」
  アミリ  「なぁ〜〜〜〜んですってぇ〜〜〜〜!!!!」



  従者2  「おいおいおい、やめないか。」
  従者1  「仮にも王の御前ですよ。」





  ガヤD  「なんだか、大変なことになってきたなぁ。」
    C  「うぉぉ〜、美女が二人〜(デレデレ)」
    E  「アンタってほんと面食いだな・・・。」





  王    「まあ、よい。して、そなたも腕に自信があるのだな?」
  アミリ  「もちろんです!」
  王    「名はなんと言う。」
  アミリ  「アミリです。」





  ガヤC  「うぉぉぉぉ〜〜〜、アミリちゃぁーーーん!!!」
    E  「、、、うるさい、、、。」





  王    「アミリ? ほう、かわった名前だな。本名か?」
  アミリ  「ぎくっ…!? え、ええ、もちろん本名ですとも!」
  王    「そうか。ふむ。」

  アミリ  「(あぶなぁ〜い、、、。やっぱりちょっと変わった名前にしすぎたかな、、、。
        でも、もしあたしの本名知ったら、、、また、、、またみんなに、、、。」

  王    「しかし、アミリよ。」

  アミリ  「うわっ! は、はい!」

  王    「本当にそなたもさきほどのケンのように戦えるのだな?
        これは至極危険な旅になるやもしれんぞ?」
  アミリ  「大丈夫です! あたしの技にかかったら、十人と言わず、十五人、いえ、ニ十人はいけます!」
  王    「ほう! ニ十人!」
  ケン   「なんだよ! また俺をバカにすんのか!?」
  王    「ふふ、では、やってみるがよい。」





         バンっ!





  従者3  「王様! 大変です!」

  王    「おお、外の見張りの、ネイム・ナナシ。どうしたんだ、そんなに血相を変えて。」

  従者3  「ま、ま、、、ま、、、、、、、、、、、、。げっほ、げほげほげほ、、、。」

  王    「大丈夫か、ほれ落ちつけ、、、。 で? 「ま」がなんだ?」



  従者3  「ま、魔王が来ました!!!」



  王    「な!?」



  一同   「「「「な、何!!!???」」」」」







      (足音(早足))







  王    「おお、あれは、、、。」





  魔王   「はーっはっはっはっはっは。ついにここまでたどり着いたぞ!」

  魔女B  「ほーっほっほっほ、愚民どもよ!ここで会ったが100年目!
        生きては帰らせないわ!」





  ガヤD  「あれが、、、魔王、、。」

  ガヤE  「・・・いや、俺には葉っぱが動いて喋ってるとしか思えんが、、、。」





  魔女A  「あらあら、二人とも、そんな身体中、葉っぱに埋もれて喋っても、説得力がありませんよ。」





  ガヤB  「あ、もう一人いた。」





  魔王   「おわ!なんたることだ。。。私のお気に入りの、ナウマン像の牙を、、、」

  魔女A  「つまりアイボリーですね。」

  魔王   「うむ、そしてその牙を摺り下ろして、カモノハシの皮に練りこんだ、特注の黒いマントが緑になっておる。」





  ガヤC  「うげぇ〜、どんなマントだ、、。」





  魔女B  「どーりで、それ固そうだと思った〜。
        でもやぁだ、アタシのワニの皮ときつねの皮とへびの皮とフカヒレの皮とブドウの皮を合成して作った、
        超高級バイオレットドレスも葉っぱだらけだわ〜。。。 ぱっぱっぱっぱっぱ。」





  ガヤA  「なにか途中から変なものが混ざってなかったか???」





  魔女A  「ほらほら、お二人とも、あまり向こう方を待たせていては悪いですよ。」
  魔王   「おお、そうだな。」
  魔女B  「あぁ〜ら、アタシとしたことが。」
  魔女A  「さぁさぁ、準備はいいですか?」
  魔王   「うむ、葉っぱも落ちたし、では気を取り直して、、、。



        はぁ〜っはっはっはっはっはっはっは!!!!

        愚民どもよ!ここで会ったが百年目!」

  魔女B  「ほ〜っほっほっほっほっほっほ。生きては帰らせないわ!」

  魔女A  「我ら世にも恐ろしい悪の使い。人呼んで、、、。」

  魔全員  「「「魔王軍(団)!!!」」」  ((団)に被るように、従者2のセリフ!)



  従者2  「じゃぁかあしいわ!!!!!!!!!!


        おい、ネイム・ナナシ! あれが本当に魔王だってのか!?」



  従者3  「あっ、はいっ、たぶん・・・。」  (急に話をフられて驚いた感じ)

  従者1  「なんとも間の抜けた人たちですねぇ。」

  従者3  「あ、、、はい、、、。 いや、僕もそう思ったんですけど、自分で魔王だと名乗っていましたので、、、。」





  魔王   「こらー!決め台詞くらい言わせんか!」

  魔女B  「そうよ、そうよぉ。勝手に止めないで頂戴。」

  魔女A  「ほっほっほ。お二人ともお元気ですねぇ。」





  ガヤB  「なんかやる気なくなるねぇ〜。」
  ガヤE  「あれが魔王とは、、、信じられん。」
  ガヤD  「だけどおかしくないか? あいつら、森に住むようになったのは、結構前からだったんだろ?
        何で今頃、こんなところに来たんだ???」

  従者3  「そうですよねぇ〜。僕たちも、魔王が森に移り住んだ!? って聞いたときは、
        てっきり、すぐにでも城に攻め込んでくると思ってたのに。。。一体今まで何やってたんでしょうねぇ。」

  ガヤD  「おわ、びっくりした。いつの間にそこに。。。」

  従者3  「あはははは、まあ、いいじゃないですか。そんなことより、今問題なのは、
        どうして魔王が、今頃になってここに来たか、ってことです。」
  ガヤB  「確かに、城を落としたいなら、こんな屈強の戦士たちばかりが集まったこの日に、わざわざこなくてもいいのにね。」
  従者3  「そうですよ、外の見張りをしていたら、いきなり「魔王だぞ〜!」なんて言って現れるんでびっくりしましたよ!
        しかもあんな葉っぱお化けになって、今にも死にそうな顔して入ってくるんですもん。僕気絶しそうになりました。」
  ガヤB  「それは怖かったね〜。」

  ガヤE  「なんておちゃらけた魔王だ、、、。」





  魔王   「おい、そこで何をごちゃごちゃ喋っておる!
        我が直々におまえたちの元に来たのだ!もっと驚き、我の前に恐れをなせ!」





  ガヤA  「と、言ってるが。。。」
  ガヤC  「って言われてもなぁ。」

  ガヤB  「ねぇねぇ、本人に直接聞いてみようよ。」
  従者3  「そうですね、その方が早そうですよね。よ〜し、じゃあ、、、。



        あのー!魔王さ〜ん、あなた何で今頃ここに来たんですか〜?」

  ガヤB  「今まで何やってたの〜???」





  魔王   「・・・。なんとも緊張感の無いやつらだな・・・。」
  魔女A  「ほっほっほ、それは私たちも同じじゃありませんか?」
  魔王   「なに?」
  魔女B  「でも、魔王様、、、。一体何て言うつもりなの?まさか本当のこと言うつもりじゃ。」
  魔王   「ふっ、そんな馬鹿げたことが言えるか。」
  魔女A  「そうですよねぇ、まさか3日も森で迷ってたなんて。。。」
  魔王   「あ、こら!」





  従者1  「もしかして道に迷ってたんですか?」





  魔王・魔女B  「「ぎくっ!」」





  一同   「「「「「「は???」」」」」」





  従者2  「おいおい、それはないだろ。。。確かにあの森は広いけど、今までの人の出入りで、ちょっと小さいが、、、。
        ちゃんと、城の前まで来れる1本道が出来てるぞ?」





  魔王・魔女B  「「何!?」」

  魔女A  「あらあら。」





  ガヤB  「でもあんなに葉っぱつけて。。。」
  従者3  「1本道とは正反対からも来てますし。。。」



  従者2  「おい、、、それじゃあ、、、やっぱり。。。」



  従者3  「迷ってたんですよ。。。」
  ガヤB  「迷ってたんだね。」
  ガヤE  「迷ってたんだろ。」
ガヤA・C・D「迷ってたんだな。。。」

  従者1  「迷ってたんでしょうねぇ〜。」





  一同   「「「「「ふぅ〜〜〜〜」」」」」





  魔王   「な、なんだ貴様ら!そんな哀れそうな視線をこっちに向けるな!」





  従者2  「哀れそうな、、、じゃなくて、哀れなんだよ、、、。」





  魔王   「くっそーー!!!貴様らぁ!!!!」





  魔女B  「まおうさまぁ〜。」

  魔王   「な、なんだ、、、。」

  魔女B  「やぁ〜ぱり、アタシが見つけた道はただの街道だったじゃなぁ〜い。
        それを、魔王様が「これは我らをおびき寄せる人間共の浅はかな知恵だ!」なぁんて言って、大周りに大周りなんてするからぁ〜。」
  魔女A  「結局ここに来るのに随分かかってしまいましたねぇ。」
  魔女B  「し〜か〜も〜、こいつらとの戦闘のために、魔力を温存しようとわざわざ歩いてきたのにぃ〜。
        魔王様が「城はどこだーーー!!!!」って叫びながら、そこら中の木を倒しまくるから、もう半分しか魔力が残ってないしぃ〜・・・。」

  魔王   「おかげで見通しがよくなったではないか。」





  ガヤA  「なんと、俺たちがここに来る途中でみた、あの凄まじい森林伐採には、そんな秘密があったのか。」
  ガヤE  「秘密ってアンタね・・・。」

  ガヤD  「・・・よく魔王たちと森の中ではち合わせしなかったな。。。」





  魔女A  「ほっほっほ。でも、「裏から周るのならこっちよぉ〜」って先頭切って歩いてったのは、マジョビさん、あなたでしたねぇ〜。」
  魔女B  「あら〜、ちょっと、マジョエばーちゃんは黙っててよぉ〜。」
  魔王   「ふむ、するとおまえのせいではないか。」
  魔女B  「ちょっと〜、魔王さまったらぁ〜。」





  レイ   「・・・もう、どうしようもないですわね・・・。」

  ガヤA  「お?おお、お前たちも来たか。」
  アミリ  「さっきからずっといたよ〜。」
  レイ   「それはまあ、魔王が来たって言うんですもの。当然でしょう。」
  ガヤC  「お!?おおお、アミリちゃぁ〜ん。でへへへへへ。」
  アミリ  「? ん???」(不安)

  ケン   「うおおお〜〜〜! 魔王だー!! 俺がたおーーーす!!!」

  ガヤD  「そいつ本当に元気だな。。。」





  魔女A  「ほっほっほ。魔王様、向こう方はなにやら呆れているようですよ。」
  魔王   「何!? そうだ、今日こそ貴様らに目にものを見せてくれようと来たのであった。

        愚民共よ!我を倒そうなどと、考えるのも1000年早いわ。

        はっはっはっはっはっは!!!」

  魔女B  「そうよ〜、これからこの城は我が魔王様のモノになるのよ〜。

        お〜ほっほっほっほっほ。」





  ガヤC  「なんか、あまり恐ろしくないように感じるのは俺だけか?」
  ガヤD  「いや、全員感じてるんじゃないか???」





  魔王   「むっ! 貴様ら、我を馬鹿にしていられるのも今のうちだ!」
  魔女B  「ええ。さぁ、魔王さま! お得意の黒魔術で、一気にやっちゃいましょうよぉ〜。」
  魔王   「うむ、そうだな。では!

        おまえら!!!」

  魔女ズ  「はい!」(B) 「はい。」(A)

  魔王   「威力のある魔法を出す魔力がない。手伝え。。。」

  魔女ズ  「はい・・・。」(呆)





  従者3  「ん?何やら、向こうは円陣を組み始めましたよ。」

  ガヤB  「一体何をするつもりなんだろう。」





  魔王   「さぁ、覚悟するがいい! 愚民ども!!!」

  魔女B  「ええ〜! いくわよぉ〜!!!」

  魔女A  「ほっほっほっほっほっほっほ。」




  魔全員  「「「出でよ!!! 地獄よりの死者!!!」」」





  ガヤE  「お、おい、何か音がしないか!???」

  ガヤB  「あ!魔王たちの後ろを見て!」

  ガヤC  「お、おい、、あれってまさか、、、。」

  ガヤD  「ああ、肉体を持たない、骨格だけで動き回る死霊の騎士。。。」



  ガヤ全員 「「「「「スケルトン」」」」」




  従者1  「王様! 早く安全な場所へ!」

  王    「あ、ああ、わかっておる。」

  従者1  「ネイム・ナナシ! 王を頼みましたよ!」

  従者3  「はい!ミシェルさん、わかりました!」





  魔王   「はっはっは!!!下等な人間どもよ!我の力を思い知れ!!!」





        (講堂に向かって)





  従者2  「おい、野郎どもぉー! 魔王の手下が攻め入ってきた!!!

        ひとつ残らずたた壊すんだ!!!」





  一同   「おおおおおおおーーーーーーーーーーー!!!!」





  従者1  「意外にやりますね、あの魔王。」
  従者2  「ああ、最初はただの馬鹿だと思ったけどな。こんなにたくさん呼び出しやがって。。。」
  従者1  「ほら、つべこべ言ってないで、レイブン、私たちも行きますよ。」
  従者2  「およ?おまえ戦えんのかよ?」
  従者1  「これでも王の付き人ですよ? 王を守れなくてどうするんですか。」
  従者2  「まあ、確かに?」
  従者1  「ふふ、 死人(しびと)は私の得意分野です。 さあ、早く行きますよ。

        聖なる光よ! 魔を打ち砕かん! 聖光天冥音(せいこうてんみょうおん)!





  一同     「だぁりゃー! ぎょわぁー! ぎえぇー! とりゃー!!!」





  魔王   「はっはっは! 無駄だ!無駄だ!!!何人で来ようと、こいつらを止めることはできん!」

  魔女B  「お〜ほっほっほっほ、さぁ、はやいとこ、このお城を開け渡すのよぉ〜。」

  魔女A  「ほっほっほっほ。」





  一同   「どぉえりゃ! でおぅや!! ぐっわっちょな!!! どんがらがっしゃん。」





  アミリ  「はぁはぁはぁ、、、、。」

  レイ   「ちょっと、何息きらしてんのよ。 ニ十人はいけるんじゃなかったの?」

  アミリ  「あのね! もう、五十匹はイッてるわよ! 一体何匹いるのよ!」

  レイ   「しかたないじゃない、だってこいつら壊しても壊しても、再生してくるんですもの!
        だからあなたが倒した後に、私が再生不可魔法をかけてるんでしょ!

        そうよ、、、こういうのは再生不可魔法で倒すか、再生しない方法を考えなくちゃいけないのに、、、。

        なのに、なのに、、、あの熱血ばか、片っ端から壊すことしか考えてないんだから、、、!」



        ケン   「とうっ! たぁ! おりゃぁ!!!」(このばか)



  レイ   「ちょっと! 後ろで再生してるの見なさいよ! それが全部こっちに来てるのよ!! 分かってるの!?」



  ケン   「だぁりゃ! とぅ! どわぁ!」(聞いてない)



  アミリ  「いやぁ〜、もう疲れた〜!」
  レイ   「ちょっと! そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!  あなたがそうやって休んでたら、、、、。

        ほら! 囲まれちゃったじゃない!!!」

  アミリ  「げぇ〜〜〜。。。」

  レイ   「こうなったら、残りの力で一つ大きいのをやるわよ!」
  アミリ  「どうやってぇ〜、、、。」
  レイ   「私に「気」を送りなさい! 仮にも武道家ならそれくらい出来るでしょ!?」
  アミリ  「むっ! 「仮」じゃないもん! 出来るわよ! それくらい!」
  レイ   「じゃあ、いくわよ! それで、私が合図したら一緒にこの呪文を言うのよ!」
  アミリ  「わかったわ! まず気を送ればいいのね!

        はぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!(気を送ってる)

  レイ   「悪しき心を持つ者よ、神の裁きを受けなさい!」

  アミリ  「まさか、あんたと協力することになるとわね。」

  レイ   「それはこっちのセリフよ。 つべこべ言っててとちらないでよ!」

  アミリ  「ふんっだ。

        大地の気流よ、汝に力を与えん。


  レイ   「その力よ、汝の糧となれ!」



  ア・レ  「「はぁぁーーー! 黄金地裂滅殺破(おうごんちれつめっさいは)!!!」」





          キィィィィーーーーーーーーーン





  ガヤA  「うぉぉ、、、あっちは派手なの出したなぁ。」

    C  「うううううおおおおおぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
        アミリちゃん、かっこいいいーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

    E  「だぁーー! うるせぇ!」

    D  「くそっ! ほんとに何匹いんだよ、これ!」

    E  「おい、Bが疲れてきてるぞ。。。」

    B  「はぁ、、はぁ、、、。」

    A  「仕方ない、さっきから魔法使いっぱなしだからな。」

    B  「う、う、、ボクもうダメかも、、、。」

    D  「おい、しっかりしろって! あと少し、あともう少しだ!」





  魔王   「うむむむむ、あの女ども、なかなかやるな。
        あそこだけスケルトンたちがいなくなってしまったぞ。。。

        しかし、こちらにはまだまだ大量にいるぞ!はぁっはっはっはっはっは!」

  魔女B  「いったい、いつまでもつかしらぁ?」

  魔女A  「ほっほっほっほっほ。」





  ガヤA  「う、、いったいどうすれば・・・。」





  従者2  「おおい! みんな、ふせろぉーーー!!!

        おおおぉぉぉりゃぁーー!!!」


    ドオッッツーーーン!!!










  ガヤA  「げほっ、っげほっ、、、。 おい、なんなんだよ、一体、、。」

    B  「なんか、あたりが白い、、、。」

    D  「おい! 見ろ!」

    E  「・・・スケルトンたちが、もう起き上がってこない、、、。」





  魔王   「げぇぇぇっほえほっえほっえほ。。。げぇっほげっほ。。。。な、、、なんだ今のは。。。げぇっほげっほ、、、。」

  魔女B  「うっぷ、、、いやぁ〜(泣)、
        あたり一面アタシたちの嫌いな「せいすい」の匂いだらけじゃなぁ〜い、、、。」

  魔女A  「ほっほ、これでは力がでませんねぇ〜、、、。」





  レイ   「う、うう、、、もう何なのよ、、、。」





  従者2  「はっはっは、オレ様特性の煙幕弾。」

  従者1  「いえ、あまりキリがないので、ちょっと荒っぽかったですけど、彼が持っていた煙幕弾に、私が再生不可魔法をかけて、投げてもらったんです。」

  従者2  「そういうこと〜。」


  ア・レ  「もう! そんなの最初っからやってよね!」 「んもう! そういうのは最初っからやってちょうだい!」





  魔女B  「ちょっと魔王様ぁ〜、どうします? スケルトンたち全滅しちゃいましたよ〜?」
  魔女A  「もう魔力もほとんど残ってないですしねぇ〜。」
  魔王   「おのれぇ〜、下等な人間どもがぁ〜〜〜!
        こうなったら仕方がない! まだこの究極必殺技を!!!」





  ガヤA  「なっ!?まだ何かあるのか!?」

  ガヤB  「ボ、ボクもうイヤだ、、、。」

  ガヤD  「くっそー、どうすりゃいいんだ。。。」





  魔王   「ふっはっはっはっ!!!覚えておれ!人間ども!!!」

  魔女B  「この借りは必ずかえしにくるわぁ〜!」

  魔女A  「ほっほっほっほっほっほ 。」





  アミリ  「・・・ねぇ、、、今のって、、、。」

  レイ   「ええ。」

  従者2  「逃げたな・・・。」

  従者1  「逃げましたね。」

  ガヤ全員 「「「「「魔王たちが逃げてった。。。」」」」」



  ケン   「こら!まてーーー!!!魔王――――!!!!!」



  一同    「「「「「たすかったぁ〜、、、、、。」」」」」(ケンを除く)







  王    「いやぁ、皆のもの、見事な戦いっぷりであった。」
  従者1  「王様、ご無事で何よりです。 ところでネイム・ナナシは?」
  王    「ああ、ナナシには外の見張りに戻ってもらった。またやつ等が来たら、すぐに知らせるようにと。」
  従者2  「そうですか。」

  王    「ところでアミリよ。よくやったな。先ほどの発言は誠であったな。」
  アミリ  「いえ、それほどでも♪」
  レイ   「途中でバテてたけどね。」
  アミリ 「むぅぅ〜、なによぉ〜。」

  ケン   「なぁなぁ! 俺もがんばっただろ!?」

  ア・レ  「「あんたが一番迷惑だったわよ!!!」」

  王    「さ、さて、アミリよ。これなら強力部隊に入る資格は充分あるな。これからよろしく頼むぞ。」

  アミリ  「は、はい!」

  レイ   「足ひっぱらないでよね。」

  アミリ  「べーーーーだ!!!」





  王    「それにしても、魔王め、いきなりあんなモンスターを繰り出してくるとは、、、。
        これは全てにおいて、万全な対策を取っていかねば・・・。 はて、どうしたものか。。。

        だがしかし、とにかく今は強力部隊編成に戻ろう。
        先ほどの戦いを見ていて、やはり前に出て戦うチームは必要だと思われる。

        というわけで、、、さあ、皆の者!今ここに三人決まった。 あと、腕に自信のある者はおらんか、、、。」





         (がやがやがやがやがやがやがやがやがやがや)





  ガヤC  「今更だけどよぉ〜、これからあんなもんがゴロゴロ出てくるんだよなぁ〜。」
    D  「ほんとに今更だな。。。」
    C  「なあ、俺たちほんとに勝てるのかよ、、、(泣)」
    A  「まあ、確かにあれだけの数がいるとなると、ちょっと不安にもなるよな、、、。」
    E  「・・・・それより俺は「強力部隊」というネーミングをどうにかしたい・・・。」





  ランス  「王様。」(一応講堂に響くような声で)





  王    「お?」



  ランス  「私にも任せていただけませんか。」

  王    「・・・。 そなたはもしや、、、。トルドバール国のランス王子・・・。」(すんごく驚く。ゆっくり読んでね☆)





  ガヤA  「おい。あれは誰だ?」
    B  「え〜っと、トルドバールってどっかで聞いたことあるような???」
    C  「ん?なんだ?なんだ???。」

    D  「トルドバール国。海の向こうにある小さな国だが、そこで訓練されている兵士たちは世界に名を残すような強者(つわもの)ばかりでな。」
    E  「そう、最近あった「愛国」(マナコク)と「恋国」(レンコク)の戦争でも、トルドバール国出身の兵士たちがかなり活躍している。」
    D 「お?E、おまえもよく知ってるな。」
    E  「まあな。俺、トルドバールの兵士志願で旅をしてたんだよ。」
    D  「まじかよ!偶然だな、俺もあそこに行こうとしてたんだ。」
    E  「じゃあ、今度一緒に行くか。」
    D  「ああ、魔王を倒した後に、ゆっくりとな。」

    C  「おぉい! で、一体なんなんだよ!」

    D  「ああ、で、それというのも、あの王子がとても剣術に優れた人物で、率先して兵を鍛えてるっていう話なんだ。」


  A・B・C 「「「へぇ〜。」」」


    B  「でも、そんな王子様が何でここに、、、。」
    D  「さあ、魔王と聞いて王子自ら出てきたってところなのか?」
    C  「ま、おれは男には興味ねぇ。」
    E  「・・・誰も聞いてないし。。。」





  王    「ランス王子ともあろう者が、よくぞ我が国に来てくれた。心から礼を言うぞ。」
  ランス  「いえ、もったいないお言葉です。」



  ケン   「あいつ、そんなに強いのかよ。」
  アミリ  「よくわかんないけど、とってもカッコいいよぉ〜♪
        一緒にパーティ組めるなんて超ラッキー♪

       (エヘヘ、あの人の彼女になれば、故郷のみんなも腰ぬかすわ。だってあたしがお姫様になるんだもん!)」

  レイ   「(やっぱり、、、。さっきぶつかった方はランス王子だったのね。)

         フっ、まったくあの方を知らないなんて、とんだ田舎者たちね。
         あの人はねぇ、その気になればドラゴンでも一撃で倒せるほどの人なんだから。」

  ケン   「へぇ、、、。ドラゴンでも、、、。」

  レイ   「そうよ、だからあんたたちとはレベルが違うの。 あまり変な目でみないで頂戴。」
  アミリ  「なによ、そのまるで自分ならお似合いみたいな言い方。」
  レイ   「当然でしょ。あの方の隣にふさわしいのは私しかいないわ。」
  アミリ  「ちょっと、ちょっとちょっと!!!」



  王    「というわけで、ランス王子もこのパーティに加わることになった。」
  ランス  「みなさん、よろしく。」



  ケ・ア・レ  「……。」 (適度な間を空けて)



  アミリ  「うん! よろしく〜!

       (ムカつく魔法使いもいるけど、王子様と一緒にパーティが組めるんだもん。がまん、がまん)」

  ケン   「おう! よろしくな!

       (ここにいれば、いつでもこいつと戦えるってことだよな!)」

  レイ   「よろしくお願いしますね。

       (まったく、この田舎娘、考えてることが丸分かりね。
        いいわ、はやくランス様とお近づきになって、たっぷりとみせつけてあげるから。ふふふふ)」





  王    「さて、これで4人目が決まったな。さて、あと一人だが、、、。

        一体どんな人物を入れたものか、、、。」

  ランス  「王様、ここには皆をまとめる、いわば「勇者」という者がおりません。
        どうですか、ここはそのような素質のある者を加えてみては。」



  ア・レ  「「え! ええ!」」



  王    「「勇者」? 何を言っておる、王子がリーダーではないのか?
        お主の国では、お主が率先して兵を鍛えていると耳にしておるぞ。」

  アミリ  「そうよ、そうよ! ランス王子がやればいいじゃない!」

  レイ   「そうですわ! ランス様以外に適任者なんておりませんわ!」



  従者2  「お〜、王子人気者だな。」
  従者1  「まあ、あの風格ですからね。」



  王    「ほら、彼女たちもこう言っておるし。。。」



  ケン   「勇者ならいるぜ!!!」



  一同   「ん???」



  ケン   「ここに! 俺様がな!!! キラーン☆」(←これも口で言ってね)



  ア・レ  「「却下!!!」」



  ケン   「ズデっ…。 な、なんだよ! 俺勇者にぴったしじゃねぇか! 俺じゃ不満だってのか!?」



  ア・レ  「「不満!!!」」(全身、とくにお腹に力入れて、裏返った声で!)



  ケン   「、、、なんだよ〜、、、。 そんな声を大にして言う事ないだろぉ〜、、、。」



  王    「(無視) して、王子よ。本当にそなたはやらんのか? 私としても、お主が一番適任者だと思うが、、、。」
  レイ   「そうですわ、ランス様。」
  アミリ  「あたしも! ランス王子がリーダーなら、なんでも言う事聞いちゃう!」

  ランス  「…いえ、私はそんなに大した人間ではないので、、、。
        確かに、指導者としての経験ならありますが、私が父のように人の上に立つには、まだもう少し色々なことを知ってからです。」

  王    「そ、そうなのか、、、。」

  アミリ  「うーん、そっか、、、ランス王子がそう言うんじゃ、、、。」

  レイ   「そうね、、、ランス様がそうおっしゃるなら、、、。」


  ア・レ  「「むっ! ふんっ!!!」」(お互いの顔をみて)


  王    「それでは、後一人は「勇者」を加えるということにしよう。



               というわけで、誰か勇者志願者はおらんか!?」





           (待ってましたとばかりに騒ぐガヤ!)



           ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ





  ガヤA  「ついにこのときが来たか!」
    D  「っていうか、すげー人数。。。」
    E  「仕方ないな。だってあんなすごいパーティを組めるなんて、もう二度とない機会だもんな。
        オレだって入りたい。」
    B  「ボクも、魔法使いだけど、あのパーティに入りたいなぁ、、、。 すっごく頼りになりそうだし。。。」
    C  「そだな、ここに入りゃ、怖いものナシだよな! それに何よりアミリちゃんと一緒なワケだし///
        うぉぉ〜しっ! おれもやったるぞ〜〜〜!!!」





  従者2  「おおい、これじゃぁ、決まんねぇよ〜。」
  従者1  「確かに、これだけいては…。」

  王    「むむむむむ…。

        ええい、こうなったら仕方がない。よし、もうこの弓矢で決めるぞ!
        これだけ屈強の戦士たちがおるんじゃ。誰に当たっても同じじゃろう。」

  ア・レ  「「そんな、なんていいかげんな…。」」

  王    「まあ聞け、これは只の弓矢ではない。これはアテナの弓矢と言ってな。
         戦いに関して選択を迫られたとき、この弓矢を使えば、戦の女神であるアテナが正しい道を指し示してくれる、と言われておるのじゃ。」

  アミリ  「んー、、、それでもやっぱり、射るのは人間だし、、、。」
  レイ   「私も、私たちのリーダーをそんなもので決めて欲しくありませんわ。」

  ケン   「だから、俺がやるっていってんのにーーー!!!」

  ア・レ  「「はい、却下。」」 (あんまり感情込めないで、サラッと)

  ランス  「(笑) (音は入んないかもしんないけど、笑って笑って☆)

         まあ、いいじゃないですか。 仮にも勇者なんですから、運も強い方(かた)にお願いしたいですしね。」

  ア・レ  「「ランス(王子)(様)・・・。」」 (レイが「様」)

  王    「そういうことじゃ。 では、いくぞ! あ、そ〜れ!!!」





            ぽ〜ん





  ガヤ全員 「俺(ボク)―――――!!!!!!!!!!!!!」 (Bだけ「ボク」)





  テリー  「しつれいしま〜す。」





           パシュッ





  テリー  「ん? ん、、、? え、、、これは???」

  王    「お、おまえは、、、。」



  テリー  「???」



  一同   「「「「「だ、誰!?」」」」」」



  従者1  「あなたは、、、。」

  従者2  「、、、おい、、、これは、まさか、、、。」

  テリー  「あ、、、あの、、、、な、なん、、、です、、、か、、、? こ、、、これは、、、?

        この、、、額に張り付いてる矢は、、、。 (オロオロおろろ)

        ぼ、ぼくは、ただ、、、今日のお茶の準備を…。」 



  従者1・2  「お茶くみのテリー!!!」





  一同       (かなりの間)





  アミリ  「え、、、。」

  レイ   「い、今なんて、、、。」

  ケン   「…お茶くみ?」




  ガヤA  「お。」

    B  「お?」 

    C  「おお。」  (同じ「お」でも個性は大事に)

    D  「お」

    E  「お、、、。」 




  一同    「お茶くみぃぃぃ〜〜〜〜!!!!???」





  王    「あーあ。」





     会場、大騒ぎ! 大パニック!!!






  アミリ  「ちょ!ちょっと! うそでしょ〜!!!」

  ケン   「お?お茶だ! そういや、腹減ったなぁ。 おーい、俺もそのお茶のみてぇー。」

  レイ   「お、おちゃ、、、おちゃ、、、おちゃ、、、おちゃ、、、、。」 (放心状態)

  ランス  「あっははははははは。」 (楽しそうに。さっき出せなかった笑いの糸がここで切れた感じで。)



  アミリ  「もう、ランス王子ったら、笑ってる場合じゃないでしょ!

        王様! これやり直して下さいよ!!!」

  ケン   「俺にもお茶くれ!!!」

  レイ   「おちゃ、、、おちゃ、、、おちゃ、、、おちゃ、、、なんで、、、なんでなんで、、、。」





  王    「静まれぇぇぇ〜〜〜〜〜!!!!!」





  一同  (シーン)





  王    「うぉっほん、まあ、なにか、、、。そのー、、、。
        確かに、テリーはさっきも言ったように、長年この城に仕えている「お茶くみ」、、、である、、、。


        だが、だが、もしかしたら、テリーは、、、ふふ、そうだな、、、。
        テリーはそんな捨てたものじゃないかもしれんぞ。
        この弓矢はテリーを選んだ。これも何かの縁じゃろう。


        テリーよ。というわけじゃ! この者たちと一緒に我が国を救う旅にでてくれるか?」



  一同(ランスは除く)  『お、王様!!!』



  テリー  「ちょ、ちょっと待ってくださいよ! 王様! ぼくはここにはただ、今日の3時のお茶を入れにきただけで、
        勇者なんて、そんな話、、、! ほら、、、みんなの視線がイタイ・・・。」

  王    「しかし、テリーよ。 アテナの弓はおまえを選んだんだぞ。」

  テリー  「そんなのただの弓矢です!」

  ケン   「なあなあ、おまえのお茶くれよ〜。」



  従者2  「くっ、、、はっはは、、、、。まあ、テリー、いいじゃねぇか(笑) おまえが勇者/// きっとかっこいいぞぉ〜?」
  テリー  「レイブンさん、、、、笑いをこらえて言うの、やめてください、、、。」

  ケン   「お茶ぁ〜。」(この後、アドリブで「お茶、お茶」言っててください。)

  従者   「でも、王様、確かにテリーでは。。。 さきほどの戦いをご覧になったでしょう?
        あの危険な戦いをお茶くみのテリーにさせるというのは、どうかと思いますが。。。」

  テリー  「そうです、ぼくには無理です!」
  王    「しかし、テリーよ。 おまえはお茶だけでなく、葉っぱなら全てに詳しかったな。」
  テリー  「え?ええ、まあ、小さいころに祖母から教えてもらって、いろんな葉っぱを知ってますけど。。。」

  ランス  「もしかして、薬になる葉っぱとかも分かるのかい?」

  テリー  「え、ええ、、、。」
  ランス  「じゃあ、他にも何か、戦闘に使えそうな葉っぱを知っているのかい?」
  テリー  「ほ、他ですか、、、?
        え、えっと、、一応毒を作れる葉っぱや、魔力を回復させる葉っぱなども分かりますが、、、。」
  ランス  「ほう、それはそれは。」

  王    「うむ、そして、テリー。 おぬしはそれらがどこに生息しているかも知っており、また、それらを栽培することも出来る。 そうだな?」
  テリー  「は、、、はぁ、、、。材料があれば。。。」(ケン アドリブストップ)



  アミリ  「あの!失礼しますけど! そこのお茶くみ君が多少役にたつことは分かりましたが!
        それでも、戦闘が出来ないんじゃどうしようもないじゃないですか!」
  レイ   「そうですわ! これからとてつもない戦いに挑むというのに、パーティのリーダーがお茶くみだなんて、足でまといもいいところですわ!」



  従者2  「すごい言われようだな・・・。」



  王    「はぁ、、、。(溜息) アミリ、レイよ。不安な気持ちはよく分かる。
        だが、アミリ、戦いで負傷して、傷薬がもう残っていないとき、お主一体どうするつもりだ。」

  アミリ  「そ、それは、、、レイの回復魔法で、、、。」
  レイ   「私はあなたの回復なんてしませんわ。」
  アミリ  「な!なによ!」

  王    「こらこら。そういうレイ、おまえも先ほどの戦いで、魔力が無くなりかけてたではないか。
        本当に無くなってしまったとき、どうやって戦うつもりなんだ?魔力回復など、そう都合良くできないぞ。」

  レイ   「そ、それは、魔力回復アイテムがあれば。。。」

  王    「それも、つきたときは?」

  レイ   「う、、、う、、、。」

  ランス  「ふふ。そんなとき、テリー君が薬草を見付けてくれて、薬を作ってくれれば、私たちは無限に戦えますね。」(にっこり)



  テリー  「む、無限って、そんなむちゃくちゃな。。。」



  ア・レ  「「う、、、う〜ん、、、???」」



  王    「それからな。テリーの入れるお茶はとてつもなくうまいんだ。そうだな、ミシェル、レイブン。」

  従者1  「え? え、ええ、テリーの入れるお茶は他の人が入れたものと比べると、かなりおいしさが違います。」
  従者2  「確かに、こいつの入れたお茶にかなうやつは、そういねぇんじゃねぇの?」

  ケン   「そうか!おまえがついてきてくれれば、うまいお茶、飲み放題だな!?」

  ア・レ  「「あんたは黙ってなさい!!!」」

  王    「そうだ、ケン。戦いに疲れたとき、飲むテリーのお茶はきっと格別であろう。

        何より、私が編成しておいてなんだが、このパーティは確かに強いと思われるが、、、。
        正直、チームワークにはあまり期待できない。。。」



  ア・レ  「「う、、うう、、、。」」(言い返せない)



  王    「そんなとき、このテリーの入れた一杯のお茶が、きっと皆の助けとなるであろう。」



  テリー  「・・・な、なんなの・・・。 このめちゃくちゃなこじつけ方は・・・。」



  ランス  「というわけで、よろしく、テリー君。」(にっこり)

  テリー  「え!? えぇ! で、、でも、、でも、、ぼく、、、。 (なにが「というわけ」なんだぁ、、、。)」

  ランス  「ん?」(にこっと)

  テリー  「う、、、あ、、、あ、、、えっと、、、。 な、なんだ、、、やけに笑顔がまぶしい、、、。」

  ランス  「どうしたの?」

  テリー  「う、、、あ、、、うううう、、、、、、。

        よ、、、よろしくお願いします、、、。 ま、、、負けた、、、。」



  王    「おお! テリーよ! 引き受けてくれるか! そなたの活躍、大いに期待しておるぞ!


        さあ、皆のもの! これで、ここについに「強力部隊」の完成じゃ!」



  一同   「、、、お、、、、おおおおおおおお、、、、、????」 (不信がってるガヤ)



  王    「だがこのチームだけが主戦力ではない! 

        さあ、皆も各々でパーティを作り、さっそく魔王の城へ行く準備に取り掛かってもらいたい!

        そしてこの国の平和を守るため、存分にその力を使ってほしい!」



  一同   「お、、、おおおおおーーーー!!!!」 (まだ、不信がってるが、一応気を取り直すガヤ。。。)









  ナレーター      こうして、突拍子もない、結末を迎えた強力部隊・・・。



  ガヤA  「さぁ、俺達も準備するぞ。」



  ナレーター      しかし、それについて誰も深く考えようとはせず、皆魔王退治に向けて黙々と準備をし始めるのでした。



    B  「え? ボク達でパーティ組むの?」



  ナレーター      まるで、たった今、目の前で起こったことを、何もなかったことにしようとしているような、、、。



    C  「え〜、おまえらじゃ頼りねぇよ! それにどーせ組むなら、おれ、女の子とがいい!」



  ナレーター      そして自分は何も関係ない、という思いを必死で隠そうとしているような。。。



    D  「ま、ちょーど五人なんだからいいじゃねぇか。」



  ナレーター      そんな空気の中、屈強の戦士たちの準備は着々と進んでいくのでした。



    E  「「これも」何かの縁かな。」



  ナレーター      こうして、戦士たちの思いは魔王を倒すことに集中し、、、。



    D  「あいつらとも、道中で一緒になるかもなぁ(笑)」



  ナレーター      これから始まるであろう、魔王との壮絶な戦いに意気込みを見せるのでありました。



    C  「うぉぉぉぉーーー!!! おれはアミリちゃんと一緒に戦うぞーーー!!!」
    E  「だからもういーって、それは。」



  ナレーター       そんな彼らが、この問題について真剣に考えることになるのは、、、もう少し先のお話・・・。



    A  「よしっ! いくぞ! おまえら!!!」


 B・C・D・E   「「「「おうっ!!!」」」」 









  テリー  「み、、みなさん、、、どうぞよろしくお願いします、、、。」
  ランス  「うん、よろしく、テリー君」(相変わらずにっこり)
  ケン   「おまえも大変だなぁ。でも、この俺がいるんだから、安心していいぞ!」
  テリー  「は、はい!」



  ア・レ  (…沈黙)

  アミリ  「、、、ねえ、ほんとに、これでいいの、、、?」(ひそひそ風)
  レイ   「、、、なんか、あの王様に良いように丸めこまれただけのような気がするわ。。。。」
  アミリ  「あ、あたしも! なんかさっきからそんな感じがしてならない・・・。」
  レイ   「まったく一体どういうつもりなのかしら、、、。あの王様。。。」(ひそひそ風解除)



  ケン   「おーい!早くこないと置いてっちゃうぞー!!!」
  ランス  「さあ、みなさん、早く行きましょう?」



  ア・レ  (沈黙)

  アミリ  「・・・ま、いっか。。。 王様の言ったことも一理あるし。。。」
  レイ   「・・・まあ、いいわね。」


  ア・レ  「「はぁ〜〜〜〜い♪♪♪ ランス王子(アミリ)・ランス様(レイ)〜〜〜〜♪♪♪」」」







  ナレーター      さあ、ついに「強力部隊」も動き始めました。
             果たして、こんなちゃらんぽらんなパーティで本当に魔王を退治することができるのでしょうか。

             しかし、それは魔王側にもいえるような気がします。
             本当にあんなおちゃらけていて、世界征服ができるのでしょうか!?


             魔王VS戦士たち! その結末はいかに!?


             気が向いたら続く!!!









  従者2  「・・・。

        おい! なにさっきから、変なナレーション、かっこつけて言ってんだよ!!! ネイム・ナナシ!!!」

  従者3  「あ、あれ?ばれちゃいました? んもう、せっかく、キメて終わろうと思ったのに、これじゃ台無しじゃないですか。
        あーあ、声まで変えてがんばったのに。。。」

  従者1  「ふふ、とても上手でしたよ? あなたに頼んで正解でした。」
  従者2  「って、おまえが頼んだのかよっ!」

  従者3  「それにしても、国王はどうして、あんなにテリー君を勇者にしたがったんでしょうね。」
  従者2  「そうだよなぁ。回復させるためにチームに入れるんだったら、最初から回復系魔導師でもいれりゃよかったんだ。」
  従者3  「ええ、ボクもそれ、ずっと思ってたんですよ! なのになんで国王は。。。」

  従者1  「ふ、ふふ、二人とも分かってませんね。」

  従者2・3 「「ん???」」

  従者1  「仮にもこの国の上に立つ国王様ですよ。一度決まったものを、ましてや、自分で決めてしまったものを、
        そうやすやすと変えることは出来なかったのでしょう。」
  従者3  「へ、、、へぇ〜。」
  従者2  「ったく、変なとこで見栄張るんだから、あのおっさん。」

  従者3  「でも、これでテリー君が怪我でもしたら、、、きっと王様後悔しますね、、、。」
  従者2  「ま、自業自得だな。 そうならなきゃいいけど。」
  従者1  「ふふ、大丈夫ですよ。王様が後悔するのは、もうあと数分のことです。
        なんといっても、あのテリーのお茶が、テリーが帰ってくるまで飲めなくなったことに気付かないほど、あの人はバカじゃないでしょう。」



  王    「しまったぁ〜! テリーが行ってしまったら、テリーのお茶が当分飲めないではないか!!!」



  従者2  「おい、、、それ、何が「大丈夫」なんだ・・・?」
  従者1  「まったく、自分の威厳のために、テリーをこんな危険な目に遭わせて。。。」
  従者3  「、、、ミシェルさん、こわぁ〜い、、、。」

  従者2  「おい、でも、おまえも、途中からおっさんの言ってることに加担してたじゃねぇか。」
  従者3  「あれ?そういえば?」
  従者1  「あれは、王があまりにも見え透いたことをベラベラ喋るので、ちょっと可愛そうに思えてきてしまったんですよ。」
  従者3  「へぇ、、、それで、結果的にはテリー君を、パーティに入れることに、、、。」
  従者2  「、、、やっぱ、おめぇが一番こえぇよ、、、。」









  テリー  「へっぷし!」
  ケン   「おい、どうした〜?風邪か〜?」
  テリー  「あ、ううん、ちょっとなんかムズムズして。」
  ランス  「きっと誰かがテリー君の勇姿を想像しているんですよ。」

  テリー  「・・・あはははは、、、絶対違うと思う・・・。」

  レイ   「ねぇ、ランス様ったら、私の話聞いてらっしゃるの〜?」
  アミリ  「違うでしょ!? 今私が話していたところでしょ!」
  ランス  「ん?ああ、はいはい。」
  ケン   「おまえら、ほんとにうるさいなぁー。」


  テリー  「あ、、、あはははは、、、。 ボク、本当にこれからここでやっていけるのかな、、、。」



                                                 というわけで、気が向いたら続く!!!



















     いざ! 魔王の元へ!!!


                                               原案  RK氏・KYさん・KT氏・FSK氏・MKちゃん   他 平成十九年度 二年

                                               魔族原案  キリ・茶     セリフ  明日香.S

     登場人物

  ・テリー     薬剤師・調合師      本名 テリー・テラー            一人称 「ボク」         男       MIちん

  ・アミリ     武道家・舞踏家      本名 サイタ・ハナコ            一人称 「アタシ」        女       PINK

  ・ケン      戦士           本名 ケン・アルハミリア          一人称 「俺」          男       WDちゃん

  ・レイ      魔道士・召喚士      本名 レイ・コーネリア           一人称 「私(わたくし)」    女       RK氏

  ・ランス     剣士           本名 ランス・トルドバール         一人称 「私(わたし)」     男       GT君



  ・王様      王様           本名 コロスケ・ドン・ローレライ      一人称 「私(わたし)」     男       NKD君

  ・従者1     僧侶           本名 ミシェル・カムイ           一人称 「私(わたし)」     男       RSちゃん

  ・従者2     砲撃士          本名 レイブン・ロード           一人称 「オレ」         男       MNKちゃん

  ・従者3     兵士           本名 ネイム・ナナシ            一人称 「僕」          男       YKちゃん



  ・ガヤA     ファイター        本名 アルファ・ウン            一人称 「俺」          男       BLUE

  ・ガヤB     回復系魔術師       本名 ベータ・ドィス            一人称 「僕」          男       MNMN

  ・ガヤC     山賊           本名 キー・トレース            一人称 「おれ」         男       MYM

  ・ガヤD     アサシン         本名 デルタ・クァトロ           一人称 「俺」          男       FSK氏

  ・ガヤE     スナイパー        本名 エプシロン・スィンコ         一人称 「オレ」         男       ERちゃん



  ・魔王      大黒魔導師        本名 トリコヴィスタ・マ・オー・ダゾー   一人称 「我」          男       SER君

  ・魔女A     攻撃系魔導師       本名 マジョ・ノ・マジョエ         一人称 「わたし」        女       KT氏

  ・魔女B     魅惑の幻術士       本名 マジョ・ラ・マジョビ         一人称 「あたし」        女       KYOMちゃん



  ・ナレーター   従者3の仮の姿      芸名 ネイム・アルヨ            一人称 「わたし」        女(?)    MOちゃん









  資料

  〜ユニークな登場人物たち〜

 ・国王       推定年齢45歳。威厳あり。原案では魔王が女であったため、魔王に惚れているという設定があったが、今作品ではない。
           「惚れている」と大変なことになるのでカット。そのため、威厳だけが表に出ている。また、真剣に国民のことを考える。
           ただし、ちょっとおちゃめなとこあり。危なくなったら従者に任せてすぐ安全な場所に行ってしまったり。(逃げたわけではない。そこで一部始終を見てる)。
           好奇心は高め???(人を拾ってくるとことか・・・。)
           まあ、それくらい、従者たちを信頼しているということ。


 ・テリー      推定年齢16歳。平和で自然溢れる環境で育ったため、危険なことを全く体験したことがない。
           そのため、とても素直で良い子。ただし、頼まれれば、ほいほい「はい」と言うほどお人好しではない。
           それよりかは、「え、、、でも、、、。」と言ってるほうである。
           しかし、最終的には「しょうがないなぁ、、、。」と言って承諾してしまう、、、。
           天然のおばあちゃん子。祖母から草花について教わる。実は祖母は大白魔導士。テリーにも実は素質がないこともない。
           しかし、テリーはそんなことに興味なく育ったため、魔法はまったくもって使えない。今後使えるようになるかというと・・・???
           お城に仕えるようになったのは、祖母の話を聞きに来た国王にテリーがお茶を出したとき、
           あまりの美味しさに驚いた国王がテリーを城に連れて帰ってしまったのが、事の始まり。


 ・レイ       推定年齢21歳。大魔導士一家の次女。プライドは人一倍高い。しかし、物事は結構考えている。
           姉は超温和で何でもかんでも完璧にこなす天才人。それでいて、心美しき、女神のような女性(ランスの隣が似合うような人。)
           なので、そうなりたいと思う反面、プライドが邪魔して、こんな性格になったのかも?
           三女がアミリと同じようなキャピキャピした子。レイとはまた別の意味でプライドが高くわがまま。
           おかげで、妹のような性格は生理的に受け付けなくなった。。。


 ・アミリ      推定年齢16歳。自分で自分のことをカワイイと思っている超ぶりっこ女の子。
           そのため自分は誰からも愛されるべきだ、と思っている。
           しかし、本名が本名のため、幼いころ酷いイジメに遭う。そのため大物になって周りを見返すことを決心し、旅に出る。
           そういうことの努力はちゃんとする。結構わがままに捉われがちだが、たまに大人な発言もする。


 ・ケン       推定年齢16歳。周りのことをまったく考えてない、バカ。戦いになるとわくわくする。
           「俺!俺!」ばかり言ってるため、こっちも自己中心的に捉われがちだが、レイたちのように、裏で何か考えてるわけじゃないので、
           こっちの方がかわいいっちゃぁ、かわいい。しかしうるさい・・・。
           戦士一家。9人兄弟の一番下。コーネリア家同様、世界に知れ渡るほどの有名一家である。
           というわけで、兄たちは凄腕の戦士、剣士、戦闘士、剣闘士、傭兵、などなど。
           いつか兄たちのようになりたいと、希望に満ちた良い眼をしている。
           しかしうるさい。。。


 ・ランス      トルドバール国の王子。父である王はかなり厳格で、おちゃめなとこは一切なし。昔から父のことは尊敬の眼差しで見ている。
           しかし、そうなりたいか?と聞かれると・・・、どうなんだろう・・・。
           性格上、心の中ではなりたいとは思ってるとは思うけど、自分じゃああはなれないって諦めてるような気がする。。。実力は充分あるのにね。
           まあ、根っからの優しい性格から、そうなっちゃうんじゃないかな。。。
           これから、それを聞いてくれる人によって、王様になるか、自分の道をを見つけてそっちに進んでいくか、進路が大きく変わってくると思う。
           でも、そんな内に秘めた思いなんて、きっとアミリもレイも、好きだと言ってるわりには、分かってくれないんだろうなぁ、、、(悲)。
           ケンは、、、どうだろう。。。なんか何も考えずに話してて、そこでズバっと核心をついてきそうだよね。一番分かってくれそうなのはテリーかな。
           とにかく、些細なことじゃ、まったく動じない。むしろ、ケンとはまた別の意味で、それを面白がる。
           ほんで、とにかく優しい。。。めちゃくちゃ優しいのである。もちろん、パーティの中では一番年上。んー、、、24、、5、、、いや、26歳くらいだな。


 ・従者1      王のいつも左隣にいる、回復系魔法士。(または僧侶という。)
           温和な言動で、国王にはいつも的確で鋭い指示をする。たまにその言葉に嫌味が入ることも・・・。
           とにかく、それくらい王を信頼しているのである。(なんか国王のときにも言ったな、これ。)
           魔王軍団を出してみて思ったが、信頼の強さは国王軍と魔王軍で、いい勝負になるだろう。
           アンデット系(ゾンビ、スケルトン、フランケン、ドラキュラなど)に対してなら聖なる力で戦える。
           頭から真っ白いローブ(?)を纏い、長さが頭から足先まである杖を持っている。イメージとしては神官。


 ・従者2      あたしゃケンの次にこいつが一番好きだなぁ/// こいつが口が悪いのは、元傭兵で、一人旅をしていたから。
           しかし、大きな森(あ、これが話しに出てくる森か?)で、迷い、食料がつきて死にそうになる。(なんだ、魔王といい勝負じゃん・・・。)
           もうどうしようもなくなって、木に寄りかかってるとこに、王様が通りかかり拾われる(笑)。
           それから王様の右隣にいるようになった。王様には感謝の念が絶えない。こう考えると、王様ってよく人を拾ってくるよねぇ〜。
           城で暮らすようになってからは、城にあった大砲に興味を持つようになり、暇なときは練習場で撃って遊んでる。砲撃用の弾も自分で作ることもしばしば。
           性格はめっちゃ軽い。女にも結構モテるが、その点では意外に真面目で、朝帰りとかはしない。というか、今は王様が一番好きかも(笑)。
           そしてイタズラ好き。あーすれば面白いんじゃないか、という悪知恵はよく働く。
           おかげで、練習中、自作の弾だと、中に油や石まで詰め込んだりしていて、、破裂したとき、そこら中に飛び散り、掃除が大変だとおばちゃんは語る。
           酷いときは納豆が入ってたりとか・・・。これには宮廷料理人も大激怒! 王様の耳にも入り「おまえなぁ、、、。」と呆れられる。。。
           しかし、全然懲りてなく、まだやるらしい。。。 従者1、共に推定年齢、28歳。




 ・ガヤA       推定年齢28歳。 モデル:口調は「真田幸村」。性格は「伊達政宗」。(BASARA2 より)
            分からない人は、なんとかしてくれ。


 ・ガヤB       推定年齢26歳。 参考モデル:王子(小さな恋の物語 より)
            分からない人は台本あるので、読んでみよう。


 ・ガヤC       推定年齢判定不能。モデル:そこら辺の山賊、海賊、盗賊。
            今一番キテるのは「ヤンガス」かな?(ドラクエ[ より)


 ・ガヤD       推定年齢28歳。 結構まともなヤツ。頭も良い。


 ・ガヤE       推定年齢28歳。 こいつが一番苦労した。。。だってもう残ってる個性なんて、ないんじゃない・・・?
            最初は、おねぇキャラだったんだけど、あまりにもこのパーティの中でウいたので却下。。。なんかDと似ちゃったが、一応ツッコミはこっちにさせてる感じ。
            そんな感じで、こいつだけキャラ作りをちゃんとしてなかったからか、もう今はエリちゃんのイメージしかありません。。。役作りは本人に任せます。
            ちなみにERちゃんのおかげで、随分カッコイイ男になりました///そして「カッコイイ男」が相手のことを「アンタ」と呼ぶのはクラウド仕様☆


 ・ナレーター     年は30代前半くらい。でも、おばあちゃん口調じゃないし、、、。エレベーターガールのようでもないのよね。。。
            だけどニュースキャスターのようにたんたんとしたものでもないんだなぁ。。。
            って、感じでイメージがまったくつかめず、すんごい難しかった人なんですけど。。。
            MOちゃんの演技を聞いて、これだ!って思ったのよ! イメージぴったり! というわけで、頑張ってください!




 ・魔王たちについて   こいつらはあたしが考えたわけじゃないからなぁ、、、。だからどうとも言えないんだけど。。。
             見たまんまの性格してると思う。魔王はどっか抜けてて、Aはおばあちゃん。で、Bがギャル系。
             そう思って、セリフを挿入しました。Bは、怒ってるようなセリフが多いけど、実はこれ怒ってないんだなぁ。
             なんか、あーあ、って感じで、女子高生がめんどくさがってセリフだけ言ってるような感じで書きました。
             うーん、、、難しいかな???





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